「近くが見えずらい」「疲れやすくなった」
老眼の始まったお客さまに眼鏡店は、遠近両用メガネをお勧めします。
遠近両用のメガネを創り、初心者のお客さまが常用するまでには
眼鏡士による熟練された技術を要します。
⭕️現在の眼鏡の度数
⭕️現在の眼鏡の使用状況
⭕️現在の視力の検査
⭕️加入度数の検査
⭕️調節力の検査
そこから、日常の生活や仕事環境などを考慮し
最終的に遠近両用レンズの度数を決定します。
次に、眼鏡が出来上がってからもフィッテイングがあります。
⭕️眼鏡本体のかけ具合
⭕️目とレンズの距離
⭕️レンズの高さと角度
そして、ご使用方法やご使用にあたっての注意をご指導します。
上記に書いてないこと以外にもさまざまな技術を駆使し、遠近両用メガネは造られます。
それでも、
「慣れない」「使いづらい」「見えづらい」など
ご使用にあたっての不満を抱えていらっしゃいます。
不満に感じて、眼鏡店に再度来店されるお客さまにはアフターフォローができ
気持ちよく使っていただけるようにさまざまな対応ができます。
しかし、そこで遠近両用の使用をあきらめ
「私には合わない」「向いていない」など
不満を持ったまま、高いお金を出して購入したことを後悔されているお客さまも
多くいらっしゃいます。
私は、アフターフォローが万全ではない眼鏡店に
「遠近両用を販売する資格はない」と、思っています。
「眼鏡」は、お客さまと販売側の知識にかなりの差が生じます。
ゆえに、お客さまは「行き場のない不安・不満」を感じやすいのです。
眼鏡を購入していただいたお客さまに対して
「こちらから働きかけるアフターフォロー」を行ってこそ
良い眼鏡屋となるのではないでしょうか。